NeighborでPCIは特定できているが、近隣のマクロ局が強すぎてどうやっても拾えない基地局のMLS回収に利用します。
バンド固定されていない場合は先にバンド3に固定します。
MTK Engineering Mode アプリを起動し、BandMode メニューを選択します。
SIM1 / SIM2 の選択画面が表示される場合は目的のSIMを選択します。
3G落ちを防ぐため、UMTS Mode は「WCDMA-PCS-1900」を残してすべてチェックを外します。(1つ残さないとエラーになるため国内未使用バンドを残す)
LTE Mode は「Band 3」を残してすべてチェックを外します。
最後に下部の「SET」ボタンを押して、「set ~ bandMode succeed」が数回表示されれば完了です。
Network Cell Info Lite & Wifi アプリなどで掴みたいセクタのPCIと帯域幅(20/5MHz)を把握しておきます。
MTK Engineering Mode アプリを起動し、Channel Lock メニューを選択します。
SIM1 / SIM2 の選択画面が表示される場合は目的のSIMを選択します。
以下のように設定値を選択・入力します。
選択・入力し終わったら「Apply Channel Lock settings」ボタンをタップします。
「set Channel Lock success」と表示されれば切り替え準備は完了です。
この状態ではまだ切り替わっていません。
最後に「PLMN Search」ボタンをタップします。
「send AT+COPS=0 success」と表示されれば無事に指定したPCIを持つセクタを掴んでいることでしょう。
ただし、掴んでいるセクタのTAは表示されなくなります。
MTK Engineering Mode アプリを起動し、Channel Lock メニューを選択します。
Lock:Disable に変更します。それ以外の項目はそのままで構いません。
「RF Reset」「Soft Reset」「Reset」いずれかのボタンをタップします。
どれを選んでも結果的にはあまり変わりないようです。
一時的にネットワーク切断後、数秒後自動的に復帰して本来の基地局を掴み、TA表示も復活します。
切り替え中に一時的に異常値を記録してしまう可能性があるため、CellMapper / Tower Collectorの記録は必ず一時停止しておいてください。