マイマップ

マイマップ作成

Googleアカウント

マイマップを作成するアカウントは既存のもので構いませんが、本格的に電測を進める予定があるのであれば
新規で電測用のGoogleアカウントを作成するのもいいかもしれません。
電測関連のアカウント登録をまとめたり、マイマップを共有編集したりする場合にプライバシー面の心配が不要です。

マイマップ新規作成

初期設定についてはPCを行うことを強くお勧めします。
スマートフォン用ページでは操作性が悪くまともに作業できません。

  1. Google My Maps ページにアクセスし、「新しい地図を作成」ボタンをクリックします。
    https://www.google.com/maps/d/u/0/?hl=ja
    新規作成.png
  2. 新規マイマップが作成されるので、「無題の地図」部分をクリックします。
    無題の地図.png

  3. 地図の名前や説明を編集します。タイトルは管轄地域名を入れると良いでしょう。
    説明文は3行までは直接表示されますが、それ以下はワンクリックが必要になります。
    他の作者のマイマップを参考に、補足説明や連絡先、情報提供方法など記載すると良いでしょう。
    地図タイトル.png

マイマップURLブックマーク

マイマップには編集画面と表示画面の2種類があります。
編集作業用と表示確認用にそれぞれのURLをブックマークしておくと良いでしょう。

初期設定

レイヤ設定

  1. 「無題のレイヤ」をクリックしてレイヤ名を変更します。
    無題のレイヤ.png

  2. 適宜レイヤ名を入力して保存をクリックします。
    なおレイヤは最大10個作成できます。1レイヤに最大2000個登録できるため、登録数を理由にレイヤを分ける必要はほぼありません。
    開局状態でレイヤを分けると状態が変化する度に移動が必要になり面倒です。
    地域や基地局種別などで好きなように分けることができますが、とりあえず管理が定まるまでは単一レイヤをお勧めします。
    レイヤ名.png

データビュー設定

  1. マイマップの項目列を編集するため、メニューをクリックして「データビューを開く」をクリックします。
    データビューを開く.png

  2. データビュー画面が開くので、ここで必要なデータ列を作成していきます。
    とりあえず「名前」列メニューの「後に列を挿入」をクリックします。
    後に列を挿入.png

  3. まずは必須項目であるeNB-LCID登録用の項目を用意します。
    新しい列の名前に「eNB-LCID」と入力し、タイプは「文字列」のままで「追加」をクリックします。
    新しい列の追加.png

  4. 同様に必要な項目列を追加していきます。
    セクタ数のように整数しか入らない項目はタイプは「数字」にする方がいいかもしれません。
    新しい列の追加(数字).png

  5. 例えば、このように必要だと思われる項目を順次追加していきます。
    他の作者のマップなども参考にしてよく多用される項目は以下などの組み合わせです。
    管理用番号、市区町村、住所、施設名、状態、形態、種類、立地、セクタ数、PCI、5G対応、電灯線、光回線、アンテナ世代、緯度、経度、ツイートURL、情報提供者、確認日、開局日

    ※最初からある「名前」列はタイトル列項目としてそのまま使用するのがおすすめです。
    データビュー.png

  6. 注意点として、列名の変更や並び順を後から変更することはできません。
    また、件数が数百件以上増えてくるとマイマップの不具合により事実上項目の削除をすることができなくなります。
    そのため、あらかじめよく考えて項目を設定してください。
    項目の追加は後からする分には支障ないため、とりあえず最低限は名前とeNB-LCID列だけあれば構いません。

タイトル列変更

  1. デフォルトでは「名前」列がタイトル列ですが、変更することは可能です。
    ただし、基本的にはそのままにしておくことをお勧めします。

  2. その場合には、まずデータビュー画面を開きます。
    データビュー.png

  3. タイトル列に指定したい列名の▽メニューより「タイトル列に設定」をクリックします。
    タイトル列.png

  4. 設定が反映されると、該当アイコンをクリックした際の見出し項目名が変わります。
    この場合はeNB-LCIDがタイトル列ですが、これは楽天電測やeNB-LCID管理表の表示上、
    eNB-LCIDが2重に表示されるだけでメリットが薄いためあまりお勧めしません。
    タイトル列表示.png

ラベル設定

  1. ラベルを設定するとアイコン脇にテキストが表示され、画面上でクリックしなくても基地局の識別ができます。
    レイヤ毎のペイントローラーアイコン(均一スタイル/個別スタイルなど表示は異なります)をクリックします。
    スタイル設定.png

  2. 「ラベルを設定」欄のドロップダウンメニューから、ラベル表示したい列を選択します。
    名前やeNB-LCIDなど自由に選択できますが、文字数が長いと見づらいため短い項目をお勧めします。
    ラベル設定.png

  3. ラベルが表示されるようになったことを確認します。
    なお編集画面では右側、表示画面では下側に表示されるようです。
    被っている場合には自動的に非表示になります。
    ラベル.png

基本地図変更

  1. 山間部中心のエリアは標準地図より、地形モードが見やすい場合があります。
    変更するには、「基本地図」をクリックして展開されるリストから地図形式を選択します。
    なお、表示画面ではユーザの選択により航空写真に変更することは可能です。
    基本地図.png

デフォルトビューの設定

  1. マイマップを開いた際の初期表示位置とズームを設定可能です。
    編集画面で大まかな表示領域とズーム状態を調整した上で、メニューの「デフォルトビューを設定」をクリックします。
    デフォルトビュー.png

  2. プレビューボタンで表示画面に遷移して、初期状態を確認します。
    なお、設定したズームレベルの1段階上の表示がデフォルトになるようです。
    プレビュー.png

共有設定

  1. そのままではマイマップは公開されていないため、誰でも見えるように共有設定を変更します。
    「+共有」リンクをクリックします。
    共有.png

  2. 共有設定が開くので、以下のように設定します。
    これで誰でもマイマップを見えるようになるので、URLをコピーします。
    共有設定.png

  3. できれば電測用のTwitterアカウントを開設することをお勧めします。
    人海戦術的な要素があるので、該当地域の基地局情報の収集効率が上がります。
    わからないことがあればフォロワーさんが助けてくれます。
    すでにアカウントがある方でも該当地域の電測用にアカウントを分けると気兼ねなくツイートできます。

    マイマップURLをツイートして、小平さん@RktnCellMap管理人@JS2HGW をフォローいただくと、
    マイマップ一覧やeNB-LCID管理表の提携マップ一覧に追加してもらえるはずです。
    https://cellmap.rukihena.com/mymaplist.html
    https://mls.js2hgw.com/mymap_list.php

データ登録

緯度経度指定による登録

  1. 編集画面の検索窓に緯度経度を入力して検索ボタンをクリックします。
    緯度経度入力.png

  2. 有効な緯度経度であればそこにピンが立つため、右側の「+」をクリックします。
    緯度経度決定.png

  3. データ詳細画面が表示されるので、データ登録ため鉛筆マークをクリックします。
    登録画面.png

  4. データビュー画面で作成した列名が表示されるため、必要に応じて埋めます。
    写真添付は別でできるため、とりあえずはこのまま保存します。
    編集画面.png

  5. 3. の画面に戻っていればデータは反映されています。
    登録画面2.png

  6. 左上の「プレビュー」を押して他のユーザに見える画面での反映を確認します。
    反映には数秒ほど時間差がある場合があるかもしれません。
    プレビュー.png

手動位置指定による登録

  1. 基本地図変更により、一時的に航空写真に切り替えると位置特定が容易になります。
    運が良ければ水色のように基地局が写っている場合があります。
    登録したい地点をクリックすると、以降の手順は緯度経度指定による登録の4.以降と同様です。
    手動指定.png

  2. 基本地図の指定を元通りに戻します。

データ削除

  1. 削除したいポイントを地図から選択し、ゴミ箱アイコンをクリックすると削除可能です。
    削除.png

  2. 間違って削除してしまった場合は、元に戻すボタンで復元可能です。
    ただし、ブラウザを閉じてしまうと戻せなくなるため注意してください。
    元に戻す.png

画像アップロード

  1. 画像を追加したいポイントを一覧または地図から選択し、カメラアイコンをクリックします。
    画像登録.png

  2. 画像追加ダイアログが開くので、手持ちの画像を選択するかGoogleドライブ、URLなどを指定します。
    ここでは手持ちの画像をアップロードすることにします。
    中央水色の「デバイスのファイルを選択」をクリックしてシステムダイアログで画像を選択します。
    画像アップ.png

  3. 編集画面に自動的に戻って画像が反映されていることを確認し、「保存」をクリックします。
    同様な手順で複数の画像を追加可能です。
    表示画面上では先頭の1枚が詳細表示時に上部に表示され、2枚目以降は下部にまとめられます。
    画像保存.png

アイコン設定

アイコン区分方法

アイコン区分方法(場所のグループ化方法)には3種類あり、レイヤ毎に設定できます。
それぞれに一長一短があるため、色々試してみてみるのが一番早いです。
岐阜県マップではレイヤ毎にそれぞれを使い分けています。
メインはデータ列別スタイルにしておくのが使いやすいと思います。
なお、途中でアイコン区分方法を変更してもアイコン区分方法毎に設定しているアイコン設定は消えることはありません。
https://www.google.com/maps/d/u/2/viewer?mid=1IjgHMlyhIYDGbmAd4fGSTpHSJejsV-G7

一括スタイル個別スタイルデータ列別スタイル
表示画面
均一スタイル.png
個別スタイル.png
データ列別スタイル.png
編集画面
均一スタイル(編集画面).png
個別スタイル(編集画面).png
データ列別スタイル(編集画面).png
メリット・アイコン一括設定が可能・少なければ一覧表示される
・アイコン個別設定が可能
・そのまま並び替えが容易
・表示画面の凡例代わりになる
・編集画面で列別集計ができる
・項目に連動してアイコン変更可能
デメリット・展開にワンクリック必要
・そのまま並び替え不可
・個別にアイコン設定が必要・展開にワンクリック必要
・そのまま並び替え不可
おすすめ屋内局など重要度の低いもの件数が少なく一覧表示したいもの件数がある程度多い場合


アイコン区分方法の変更

  1. レイヤ毎のペイントローラーアイコン(均一スタイル/個別スタイル/区分など表示は異なります)をクリックします。
    場所のグループ化方法.png

  2. (均一スタイル/個別スタイル/データ列別のスタイル)から選択します。
    データ列別のスタイルの場合は、連動したい項目列を選択します。
    場所のグループ化方法設定.png

  3. 選択するとすぐにアイコン区分方法が変更されます。
    例えば、データ列別のスタイルではこのように値によって集約されます。
    データ列別のスタイル.png

アイコン作成

個別スタイルによるアイコン設定

  1. アイコンを変えたいポイントにマウスオーバーすると、右端にペンキ缶アイコンが表示されるのでクリックします。
    個別スタイルアイコン設定.png

  2. 「他のアイコン」ボタンをクリックします。
    他のアイコン.png

  3. 左下のある「カスタムアイコン」ボタンをクリックします。
    なお、既に使用したカスタムアイコンであれば、ページ下部に既に登録されています。
    使用が2回目以降であればアップロードの必要はありません。
    カスタムアイコン.png

  4. 画像追加ダイアログが開くので、手持ちの画像を選択するかGoogleドライブ、URLなどを指定します。
    ここでは手持ちのアイコンをアップロードすることにします。
    中央水色の「デバイスのファイルを選択」をクリックしてシステムダイアログで画像を選択します。
    アイコンアップロード.png

  5. アップロードしてカスタムアイコンが一覧に表示されます。アイコンを選択して「OK」をクリックします。
    カスタムアイコン選択.png

データ列別のスタイルによるアイコン設定

  1. アイコンを変えたい集約項目にマウスオーバーすると、右端にペンキ缶アイコンが表示されるのでクリックします。
    データ列別のスタイルアイコン.png

  2. 以降は、個別スタイルによるアイコン設定の2.以降と同様です。
    同様に集約された対象のデータ列にある値ごとにアイコンを設定します。

  3. これでアイコンは項目の値に連動するようになるので、例えば開局状態を管理する列に設定しておくと、
    「未開局」→「開局」にデータを変更すると自動的にアイコンも変更されて管理が楽になります。

バックアップ

  1. 誤操作などによるデータ消失に備えてマイマップデータをバックアップしておくことが可能です。
    メニューから「MKL/KMZにエクスポート」をクリックします。
    バックアップ.png

  2. そのままダウンロードボタンをクリックして、ファイルを保存しておきます。
    バックアップ2.png


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