#author("2022-01-05T17:57:32+09:00","default:JS2HGW","JS2HGW") *マイマップ [#a2700381] #contents **マイマップ作成 [#t7ad3653] ***Googleアカウント [#l40836af] マイマップを作成するアカウントは既存のもので構いませんが、本格的に電測を進める予定があるのであれば 新規で電測用のGoogleアカウントを作成するのもいいかもしれません。 電測関連のアカウント登録をまとめたり、マイマップを共有編集したりする場合にプライバシー面の心配が不要です。 ***マイマップ新規作成 [#pa93c888] 初期設定についてはPCを行うことを強くお勧めします。 スマートフォン用ページでは操作性が悪くまともに作業できません。 +Google My Maps ページにアクセスし、「新しい地図を作成」ボタンをクリックします。 https://www.google.com/maps/d/u/0/?hl=ja #ref(新規作成.png) +新規マイマップが作成されるので、「無題の地図」部分をクリックします。 #ref(無題の地図.png) &br; +地図の名前や説明を編集します。タイトルは管轄地域名を入れると良いでしょう。 説明文は3行までは直接表示されますが、それ以下はワンクリックが必要になります。 他の作者のマイマップを参考に、補足説明や連絡先、情報提供方法など記載すると良いでしょう。 #ref(地図タイトル.png) &br; ***レイヤ設定 [#l2b32f2a] +「無題のレイヤ」をクリックしてレイヤ名を変更します。 #ref(無題のレイヤ.png) &br; +適宜レイヤ名を入力して保存をクリックします。 なおレイヤは最大10個作成できます。1レイヤに最大2000個登録できるため、登録数を理由にレイヤを分ける必要はほぼありません。 地域や基地局種別などで好きなように分けることができますが、とりあえず管理が定まるまでは単一レイヤをお勧めします。 #ref(レイヤ名.png) &br; ***データビュー初期設定 [#fd8e5f90] +マイマップの項目列を編集するため、メニューをクリックして「データビューを開く」をクリックします。 #ref(データビューを開く.png) &br; +データビュー画面が開くので、ここで必要なデータ列を作成していきます。 とりあえず「名前」列メニューの「後に列を挿入」をクリックします。 #ref(後に列を挿入.png) &br; +まずは必須項目であるeNB-LCID登録用の項目を用意します。 新しい列の名前に「eNB-LCID」と入力し、タイプは「文字列」のままで「追加」をクリックします。 #ref(新しい列の追加.png) &br; +同様に必要な項目列を追加していきます。 セクタ数のように整数しか入らない項目はタイプは「数字」にする方がいいかもしれません。 #ref(新しい列の追加(数字).png) &br; +例えば、このように必要だと思われる項目を順次追加していきます。 他の作者のマップなども参考にしてよく多用される項目は以下などの組み合わせです。 管理用番号、市区町村、住所、施設名、状態、形態、種類、立地、セクタ数、PCI、5G対応、電灯線、光回線、アンテナ世代、緯度、経度、ツイートURL、情報提供者、確認日、開局日&br; #ref(データビュー.png) &br; +注意点として、列名の変更や並び順を後から変更することはできません。 また、件数が数百件以上増えてくるとマイマップの不具合により事実上項目の削除をすることができなくなります。 そのため、あらかじめよく考えて項目を設定してください。 項目の追加は後からする分には支障ないため、とりあえず最低限は名前とeNB-LCID列だけあれば構いません。 &br; ***タイトル列変更 [#m3d984d4] +デフォルトでは「名前」列がタイトル列ですが、変更することは可能です。 ただし、基本的にはそのままにしておくことをお勧めします。 &br; +その場合にはまずデータビュー画面を開きます。 #ref(データビュー.png) &br; +タイトル列に指定したい列名の▽メニューより「タイトル列に設定」をクリックします。 #ref(タイトル列.png) &br; +設定が反映されると、該当アイコンをクリックした際の見出し項目名が変わります。 この場合はeNB-LCIDがタイトル列ですが、これは楽天電測やeNB-LCID管理表の表示上、 eNB-LCIDが2重に表示されるだけでメリットが薄いためあまりお勧めしません。 #ref(タイトル列表示.png) &br; ***基本地図変更 [#j7ca49f2] +山間部中心のエリアは標準地図より、地形モードが見やすい場合があります。 変更するには、「基本地図」をクリックして展開されるリストから地図形式を選択します。 なお、表向きの画面ではユーザの洗濯により航空写真に変更はできるためあえて航空写真を選ぶメリットは少ないかも知れません。 #ref(基本地図.png) **データ登録 [#ceecff17] ***緯度経度指定による登録 [#m8069009] +編集画面の検索窓に緯度経度を入力して検索ボタンをクリックします。 #ref(緯度経度入力.png) &br; +有効な緯度経度であればそこにピンが立つため、右側の「+」をクリックします。 #ref(緯度経度決定.png) &br; +データ詳細画面が表示されるので、データ登録ため鉛筆マークをクリックします。 #ref(登録画面.png) &br; +データビュー画面で作成した列名が表示されるため、必要に応じて埋めます。 写真添付は別でできるため、とりあえずはこのまま保存します。 #ref(編集画面.png) &br; +3. の画面に戻っていればデータは反映されています。 #ref(登録画面2.png) &br; +左上の「プレビュー」を押して他のユーザに見える画面での反映を確認します。 反映には数秒ほど時間差がある場合があるかもしれません。 #ref(プレビュー.png) &br; ***手動位置指定による登録 [#jbf3c3a8] +[[基本地図変更>#j7ca49f2]]により、一時的に航空写真に切り替えると位置特定が容易になります。 運が良ければ水色のように基地局が写っている場合があります。 登録したい地点をクリックすると、以降の手順は緯度経度指定による登録の4.以降と同様です。 #ref(手動指定.png) &br; +基本地図の指定を元通りに戻します。